役に立つ情報をお届けするやくたつブログです。書き手はコミュニチャーの宮内です(^^)
5月下旬にLightningSpotのTexbizclubで某ポイントサイトの立ち上げ〜100万ユーザーを抱えるまでに成長させた方と「GrowthHacker」「FullStackEngineer」について一緒に勉強しました。そこで学んだWebサービスを成長させる方法をご紹介します。
グロースハッカーとフルスタックエンジニアとは
グロースハッカーとは「プロダクトやサービスの成長に集中し、製品のマーケティングや全社的な戦略の課題をクリエイティブに解決する人物」コードが書けるとベスト。
フルスタックエンジニアとは「インフラからミドルウェア,デザインまで、あるいは設計からプログラミング,テストまで,何でもこなせる人物」をさします。
Webサービスを成長させる方法
こちらのスライドがとても分かりやすい内容になっています。
このスライドの中に出てくる「AARRR」という考え方がWebサービスの成長には大切です。AARRRにおけるどのプロセスに問題があるかを判明させることが重要です。
- ・Acquisition (アクイジション) 獲得。様々なチャネルからユーザが訪問
- ・Activation (アクティベーション)活性化。初利用のユーザが「良い体験」をする
- ・Retention (リテンション)繰り返す。ユーザに繰り返し利用してもらう。継続的にプロダクトの価値を伝えるのでEngagementとも言う。
- ・Referral (リファラル)紹介。満足したユーザが他ユーザへ紹介。
- ・Revenue (レベニュー)収益。ユーザが何かしらの課金活動を行う。
要するに、上記の5段階での目標数値とCVRを設定して、適切な問題に対して適切な対応をしましょうという考え方です。サイトにユーザが来ていないのに、収益の話をしてもしょうがないのと一緒です。
例えば、同じBtoB向けの月額課金のサービスを取り扱っている会社が2つあるとします。Aのサイトは一日に1,000人の訪問者があり、10人が会員登録をした。実際にサービスを使う契約をしてくれたのは、そのうちの5人。1%の人しかサインアップしていないが、そのうちの50%の人が契約してくれた。Bのサイトは一日に1,000人の訪問者があり、20人が会員登録をした。しかし、実際にサービスを使う契約をしてくれたのは、そのうちの2人。2%の人がサインアップしてくれたが、そのうちの10%の人しか契約していない。AとBでは、解決すべき問題が違います。
上記のようにどこに問題があるかを明確にしてアクションを起こしていくことが重要です。
適格な問題に対して、適格に対処することがWebサービスをいち早く成長させる方法だと思います。この概念は、Webサービスだけでなく、その他のビジネスでも活用できると思います。参考にして頂ければ幸いです。私もこれを参考に自身のスキルアップに励みます。
終わりに
イベントで学んだWebサービスを成長させる方法をご紹介しました。また、やくたつを運営する中で学んだことを、有益な情報にして発信できるように全力で努力します。最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。またのお越しをお待ちしています。
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