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Googleリーダーの競合サービス
オンライン競合調査サービス、やくたつの調査事例です。
3月14日にGoogleが正式にGoogleリーダーのサービス終了を発表しました。個人的にRSSリーダーは、Googleリーダーがデファクトスタンダードだったと思っています。Googleリーダーの終了に伴い、色々なサービスが代替サービスとして名乗りをあげています。そんな中、RSSリーダーの競合サービスの調査依頼がありました。ここでは、実際の調査手順と私が調査する中で良いと感じたRSSリーダーをご紹介します。

はじめに 調査依頼内容

RSSリーダーの競合サービスを調べてほしい。(FeedlyとFeedspotは必ず入れてほしい。)というご依頼でした。大まかな手順は下記の通りです。

  • 調査項目をリストアップ
  • 競合サービスを調べる
  • Googleスプレッドシートにまとめる

それでは、順にRSSリーダーの競合サービス調査事例をご紹介します。

競合を把握するのに必要な調査項目をリストアップ

最初にRSSリーダーの競合を把握するのに必要な調査項目をリストアップしました。リストアップした項目は下記の9項目です。

  • サービス名、対応デバイス(Web、スマホ、iPad等)、価格、機能
  • 海外サービス or 国内サービス、移行手順を紹介しているブログのURL、サービスページのURL
  • 運営会社、参考にした記事

前提として、Googleリーダーが終了する7月1日以降もサービスを継続するという発表をしている or 多数のユーザーを抱えているサービスを調べました。

競合サービスを調べる

競合サービスはGoogle検索で調べました。非常にタイムリーな話題だったので、RSSリーダーに言及している記事がたくさん出て逆に困ると思いました。そのため、カテゴリ別に競合調査することにしました。
まず最初にTwitterで「RSSリーダー」と検索。これは、RSSリーダーのサービス名を拾うのに使いました。タイムリーな話題なので情報を拾いやすいと思ったからです。ざっとサービス名をピックアップしました。

続いて、Googleブログ検索で「Googleリーダー」と検索。ここで大手ブログメディアの信ぴょう性の高いブログ記事をピックアップしました。ここで行った作業は、Googleリーダーが終了する7月1日以降もサービスを継続するという発表をしている or 多数のユーザーを抱えているサービスを調べました。終了してしまうサービスを調べても時間のムダですからね。

その後、先週から始まったGoogleアプリケーション検索を使って、Webアプリ、iPhoneアプリ、Androidアプリのどれを提供しているのかを調べました。

競合サービスをGoogleスプレッドシートにまとめる

調べた競合サービスをGoogleスプレッドシートにまとめました。価格は無料のサービスが大半でした。RSSリーダー自体で売上を上げるというよりは、サービスの一部としてRSSリーダーを提供しているという印象でした。(もちろん有料アプリもたくさんありますし、RSSリーダー単体でサービス提供している所も多数あります。)Googleが提供していた「Feed向けAdsense」も昨年終了しています。RSSリーダー単体でマネタイズするというのは、意外と難易度が高いのかなと思いました。しかし、RSSリーダーというのは、RSSの一つの活用事例なので、今後、枠に囚われない色々なサービスが出てくるのかなと思いました。私も色々考えてみます。

RSSリーダーのおすすめ3選

参考までにGoogleリーダーの競合を調べる中で私が良いと思った、RSSリーダーの3選です。

Feedly

ブラウザ、Chrome、Firefox、Safariに拡張機能(アドオン)として組み込んで使います。AndroidやiPhone向けのアプリケーションも提供しているので、パソコンとスマートフォンで連携しながら、新着記事を確認できます。色々な記事やブログでFeedkyがイチオシというのを見ました。Googleリーダー発表後、50万人が新規会員登録をしたようです。
Feedlyはこちら。移行手順の紹介はこちらで。※7月1日以前にFeedlyに登録しておけばシームレスな移行が可能です。

Feedspot

ウェブで利用する従来型のRSSリーダー。操作性はGoogleリーダーとほぼ同様と評価しているブログが多数ありました。こちらもGoogleリーダーの代替サービスとして人気があります。
feedspotはこちら。移行手順の紹介はこちらで。

livedoor Reader

NHNJapanが提供しているRSSリーダー。ソーシャル機能を活用すると、自分が読んでいるフィードを公開したり、他人が読んでいるフィードを見ることができ、効率のよい情報収集が可能になります。RSSリーダーも使いやすいです。
livedoor Readerはこちら。移行手順の紹介は公式Blogで。

終わりに

Googleリーダーの競合サービスの実際の調査手順と私が調査する中で良いと感じたRSSリーダーをご紹介しました。Googleリーダーという巨人がいなくなり、新たに色々なRSSリーダーのサービスが生まれると思うので、今後の展開が楽しみです。
今後もやくたつを運営する中で学んだことを、有益な情報にして発信できるように全力で努力します。最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。またのお越しをお待ちしています。
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